品質管理や品質保証の仕事で転職を考えているあなたに、大手転職サイトの利用法を紹介したいと思います。

まず、どの転職サイトに品質管理・品質保証の求人が多いのかを調べました。次に各転職サイトで、どのような求人検索の方法が有効かを調べてみました。

 

あなたが品質管理の転職を検討するにあたって、出来れば今と同じ業界、業種を希望されることでしょう。

あるいは異業種希望であればどの業種か候補は決めていることでしょう。

転職先の希望が同業種であれ異業種であれ、転職サイトで求人検索する時は業種で絞り込めた方が効率的です。

今回はその点を重視して各転職サイトの検索機能を調べてみました。この記事があなたの転職のお役に立てれば幸いです。

 

ネットで調べる
求人・転職情報をネットで調べる

 

転職サイトを利用するメリット

私が関西の事務機メーカーから九州の半導体工場へUターン転職した当時は転職サイトのサービスなど皆無でした。

何しろまだインターネット普及前の時代です。もっぱら情報源は紙媒体であり、新聞広告に頼っていました。

今とは比べものにならないくらい多くの紙面を割いて求人広告が掲載されていたものです。

 

しかし、今ではネットからありとあらゆる求人・転職情報を入手することが出来ます。更に、情報を入手出来るだけでなく転職サイトによっては致せり尽くせりのサポートをしてくれます。

それも完全無料のサービスです。と言っても、まさかボランティアでサポートしてくれるはずもありません。

 

なぜ無料のサービスが可能かと言えば、実際に転職が決まると企業から転職サイトへ紹介料が支払われるからです。成功報酬と言う訳です。

なので、転職サイトとしては何としてもあなたの転職を成功させて売上に結び付けたいと考えています。それがあなたを無料でサポートしてくれる理由です。

 

そんな訳であなたの希望する条件の企業を紹介してくれるし、履歴書の書き方、面接の受け方のアドバイス、更には年俸交渉まで代行してくれます。

こんなサービスが無料なのだから使わない手はありません。事実、何万人と言う転職希望者が各社のサービスを利用して希望の転職を実現しています。

あなたもぜひ、こんな便利でありがたい転職サイトのサービスを利用してみて下さい。

 

9つの転職サイトの求人件数比較

さて、いざ転職サイトを利用しようとすると、その数の多さに戸惑います。何しろ現在は転職市場が活況であることから転職サイトも数え切れないほど存在します。

どの転職サイトを利用すればいいのか迷うばかりです。

 

しかも品質管理、品質保証と言う仕事は業界や業種を問いません。あらゆる商品、あらゆるサービスに必要不可欠な仕事です。従ってその求人数はめちゃ多いのです。

だけどあなたも品質管理ならどんな求人でもOKとは行きませんよね?出来るものなら今と同じ業界、業種で転職したいと願うことでしょう。

 

あるいは、今とは別の業界に転職したいと思ったとしても、どこでもいいとは思わないでしょう。ある程度希望の業界、業種をイメージしているはずです。

従って品質管理の求人情報を探す時は業界、業種で検索出来ることが望ましい訳です。そうしないと多くの求人を1つ1つ見ていかなくてはなりません。

 

そこで大事なことは次の2点です。

 

1.品質管理・品質保証の求人件数が多い事。

何と言っても選択肢は多い方がいいに決まっています。十分比較検討してベストな選択をしたいものです。

 

2.検索機能が優れていること。

先ほど説明したように多くの求人があっても、その中から自分の希望する求人情報がすぐに見つけ出せることが必要です。実際に調べてみると分かりますが、転職サイトによって検索機能はピンキリです。

 

ではまず、私が色んな転職サイトを調べて特にあなたにお奨めしたい9社を紹介したいと思います。いずれも転職サイトとしては実績も知名度もあるサイトです。

各転職サイトとも「職種検索」と「キーワード検索(フリーワード検索)」の2通りの検索方法で品質管理・品質保証の求人を調べてみました。

その結果が次の表1です。

 

■転職サイト別 品質管理の仕事求人件数(表1)

転職サイト 職種検索 キーワード検索
キャリコネ 7,999 8,664
DODA 2,282 4,165
キャリアカーバー 2,196 3,715
リクルートエージェント 4,911 666
パソナキャリア 1,273 2,974
ワークポート 645 1,127
メイテックネクスト 706 924
工場ワークス 60 128

注)調査は2018年12月上旬です。検索情報は随時更新されています。また、DODAとパソナキャリアは公開案件のみの件数です。

 

各サイト別の詳細は後ほど順番に説明するとして、まずは「職種検索」と「キーワード検索(フリーワード検索)」の違いを説明します。

「職種検索」は文字通り、品質管理、品質保証と言う職種で検索する方法です。転職サイトによっては業種ごとに検索可能な場合もあります。これがたいへん便利で使いかってのいい機能と言えます。

 

一方、キーワード検索(フリーワード検索)」は業種や職種を一切問わず、求人情報の中に「品質管理」と言うキーワードがどんな形であれ含まれていれば検索結果に出てくると言うものです。

なので多くの転職サイトでは「職種検索」よりも「キーワード検索」の方が多く見つかります。(中には例外もあり。後ほど説明します。)

この検索方法のメリットは品質管理に関連する様々な仕事が見つかることです。中には品質管理専任ではない仕事も出てきます。

 

例えば、機械設計や電気設計部門で設計品質をチェックする仕事なども出てきます。あるいはプラントエンジニアやビルメンテなどの仕事で仕事の出来栄えを品質の観点からチェックする仕事などもあります。

これらの仕事は職種検索の「品質管理」では出てきません。

 

職種検索とキーワード検索をどう使い分けるかですが、これは各サイトの検索機能によります。それを今から1つずつ説明したいと思います。

 

PDCAサイクル

 

各転職サイトの検索機能を説明します

キャリコネは職種検索とキーワード検索で探す

表1の通り、キャリコネには品質管理・品質保証の求人が、職種検索で8,000件、キーワード検索で8,600件以上見つかりました。

求人件数的にはダントツです。

まず、職種検索の結果ですが、表2をご覧下さい。

 

■キャリコネ職種検索による品質管理の求人件数(表2)

職 種 求人件数
電気・電子・機械  3,721
素材 1,733
化粧品・食料 1,462
医薬品 501
ソフト・ネットワーク 325
医療器具  257

キャリコネの職種検索で「品質管理・品質保証」を検索すると、その中が表2のように業種別に分類されています。

そこであなたが希望する業種の品質管理の仕事が見つけられる訳です。

 

ではキーワード検索ではどうでしょうか。キャリコネで「品質管理」をキーワード検索すると8,664件の求人が見つかりました。

このキーワード検索が表示された状態で業種検索を組み合わせると、業種ごとに品質管理の関連求人が出てきます。

例えば「品質管理」+「自動車」、「品質管理」+「半導体」のような検索方法です。

これで検索してみると、「品質管理」+「自動車」では472件、「品質管理」+「半導体」では360件が見つかりました。

ちょっと件数が少ない気もするので、実際にはもっと多くの求人があって全てを探しきれていないかも知れません。でも、取り合えずまとまった件数見つかったので利用価値ありです。

 

また、キーワードそのものに「品質管理 自動車」などと入力するとAND検索ではなくOR検索になってしまい役に立ちません。品質管理と自動車、それぞれの求人が全部出てきます。

 

以上の検証結果から、キャリコネは職種検索、及び「キーワード検索+業種検索」の2通りの検索方法がお奨めです。

 

DODAも職種検索とキーワード検索で探す

続いてDODAでの求人検索機能を説明します。結論から言うと、今回紹介する9社の中では最も検索機能が優れています。

と言うのも、次の4通りの検索方法が可能だからです。

●職種検索

●職種検索+業種検索

●キーワード検索

●キーワード検索+業種検索

この4通りの検索方法によって、かなり細かく分野を特定して検索することが出来ます。

では職種検索とキーワード検索の検索結果を一部見て頂きましょう。

 

■DODA職種検索・キーワード検索による品質管理の求人件数(表3)

業 界 職種検索 キーワード検索
自動車 240 1,725
機械 784 1,100
電子・半導体 550 1,878
食品 161 606
化学 318 503
IT・ウェブ 105 899
医薬品 200 360
化粧品 60 184

注)調査は2018年12月上旬です。検索情報は随時更新されています。また公開案件のみの件数です。

 

表3のように、職種検索よりもキーワード検索の方が件数が多く出てきます。これは冒頭に説明したように、キーワード検索では品質管理の専門職以外も結果に出てくるからです。

何等かの形で品質管理にかかわる仕事は全部出てきます。

 

そこでDODAのお奨め検索方法ですが、まずは職種検索でチェックするのがいいと思います。品質管理、品質保証の専門職が出てきます。

もしもこれであなたが満足出来る求人が見つからない場合にはキーワード検索も試してみるのがいいと思います。

例えば食品分野や化粧品分野などは、職種検索の選択肢が狭いのでキーワード検索の併用もアリです。

 

リクルートエージェントは職種検索で探す

掲載している求人件数が多いリクルートエージェントですが、検索方法としては職種検索がお奨めです。表1からもお分かりの通り、キーワード検索はあまり充実していません。

 

リクルートエージェントの職種検索で「品質管理・品質保証」を検索すると業種別に結果が出てきます。その検索結果をご覧頂きましょう。

 

■リクルートエージェント職種検索による品質管理の求人件数(表4)

職 種 求人件数
機械 1,567
IT・ソフト 1,200
電気 867
化学 409
医療・医薬品 387
食品 236
品質管理コンサルタント
167
アパレル・ファッション
78

注)調査は2018年12月上旬です。検索情報は随時更新されています。

 

一方、キーワード検査を利用するとどうなるでしょう。「キーワード検索」+「業種検索」で探してみました。

例えば、「品質管理」+「半導体」で検索すると公開案件が72件出てきます。この他に非公開案件があるのですが、件数や詳細は非公開なので不明です。

「品質管理」+「自動車メーカー」ではわずか1件です。これらも公開案件の件数です。

このようにキーワード検索では出てくる求人が非常に少なく、あまり使えそうにありません。

従って、リクルートエージェントの求人検索には職種検索がお奨めです。

 

ただし、非公開案件がどのくらいあるのかは会員登録してみないと分かりません。ぜひあなたご自身で登録して非公開案件を確かめて下さい。

 

パソナキャリアはキーワード検索がお奨め

お次はパソナキャリアです。こちらの転職サイトはキーワード検索がお奨めです。

職種検索で品質管理・品質保証を検索しても、「電気・電子・機械・化学」と言う分類しかありません。

これではあなたの望む業種、業界の品質管理求人を探すのが大変です。

 

一方、キーワード検索だと「品質管理 半導体」のように入力するとAND検索が可能です。このやり方で何件くらいの求人が見つかるか、その例を紹介しましょう。表5をご覧下さい。

 

■パソナキャリアキーワード検索による品質管理の求人件数(表5)

職 種 求人件数
機械 658
自動車 515
電気 553
電子 472
化学 379
IT 327
医薬品 306
加工 304
食品 294
素材 271
家電
164

注)調査は2018年12月上旬です。検索情報は随時更新されています。求人件数は公開案件のみです。

 

表5のように、キーワード検索でもまとまった件数の求人が見つかります。しかも、これは公開案件だけの数字なので、これ以外にも非公開案件があります。

だいたい高額収入の案件ほど非公開になりますから、あなたが求人検索をするときはぜひパソナキャリアの会員登録をして非公開案件の情報も入手して下さい。

 

その他の転職サイトのお奨め求人検索方法

以上、キャリコネ、DODA、リクルートエージェント、パソナキャリアの4つの転職サイトについて、職種検索とキーワード検索の結果を紹介しました。

同じような方法で表1の残り5サイトについても検証を行っています。その結果からどんな検索方法がお奨めか、一覧表にまとめてみました。

説明済みの4サイトも含めて9サイト一覧としました。表6をご覧下さい。

 

■転職サイト別 求人件数(表6)

転職サイト 職種検索 キーワード検索
キャリコネ
DODA
キャリアカーバー ×
リクルートエージェント
パソナキャリア ×
ワークポート × ×
メイテックネクスト ×
マイナビエージェント ×
工場ワークス × ×

 

表6は私が実際に各転職サイトで品質管理・品質保証を検索してみた結果を元に判定しています。どの程度業界、業種を絞りこめるかを調べてみました。

 

まとめ

今回は大手転職サイト9社について、品質管理・品質保証の求人を検索するにはどんな方法が効率的か私の調査結果を紹介しました。

要するに多くの求人の中から、あなたの希望する業界、業種を絞り込むことが出来るかどうかを検証したものです。

 

表1で各転職サイトの求人件数を紹介していますが、この中から希望の求人を見つけるのは大変です。

しかし、実際にあなたが求人検索する時は「勤務地」と言う別のフィルターが入るはずです。表1は検索エリアを全国に広げた求人件数です。

 

あなたが勤務地を都道府県指定で絞り込めば、検索結果はぐっと減ります。例えばDODAは全国では職種検索で2,000件以上出てきますが、東京都に限定すると約200件です。

200件くらいなら、少し時間をかければ全部チェックすることも可能です。求人件数は東京が最も多いので、他の都道府県ならもっと少ないはずです。

 

とは言え、何かと忙しいあなたは求人を全部見るなんて時間が惜しいですよね。今回の記事を参考に、検索機能を有効に活用して希望の転職先を見つけて下さい。